地域ケア連携

はじめまして。2026年2月に開業いたしました、まつもと内科・循環器内科の松本健佑と申します。

私は京都府立医科大学を卒業後、心臓病センター榊原病院にて約10年間、循環器内科医として研鑽を積んでまいりました。虚血性心疾患のカテーテル治療から、心房細動に対するアブレーション、デバイス植え込み(ペースメーカ・ICD)まで幅広く経験し、特に後半の数年間は、ステージCからDに相当する重症心不全の患者様を数多く担当させていただきました。

その後、岡山市北区のあしもりクリニックで地域医療・訪問診療を学ぶ機会を得ました。そこで気づいたのは、心不全を含め様々な疾患を抱える方は、病気そのものへの不安だけでなく、「足腰が弱って要介護になること」や「生活が立ち行かなくなること」といった切実な問題も同時に抱えているということでした。訪問診療を通じて、訪問看護師さんやケアマネさんとの連携がいかに患者さんの生活を支えているかも、肌で学びました。

これまでの経験から、当院が目指すのは、疾患の「予防から発症後の慢性期まで」を一貫して支えることです。生活習慣病や心臓に器質的な異常があって、まだ自覚症状が出ていない状況、いわゆる心不全ステージAやBの段階から、有症状化させないための治療介入と生活習慣の是正を、患者さんと一緒に継続していくことです。

また、それでも悪化・進行してしまったとき、あるいはすでに慢性心不全の方が地域に戻ってきたとき、その先に何が起こりうるかを見越して動けることが私の強みだと考えています。

もちろん、CTも高度な検査機器も当院にはありません。できないことは正直にお伝えし、必要なときは速やかに病院へつなぐ。その判断を適切に行えることも、専門病院で培った経験のひとつです。 加えて、循環器以外の問題あるいは社会的な生活課題も含め、その方全体を把握した上で、適切な専門医や病院・ケアワーカーへとつなぐ「ハブ」としての役割も、かかりつけ医の大切な仕事だと考えています。

多職種連携の重要性が言われて久しいですが、かかりつけ医こそ、基幹病院・歯科医院・訪問診療クリニック・薬局・ケアマネジャー・訪問看護・理学療法士といった多職種をつなぐ橋渡し役と考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

※連携会や勉強会・研究会などへも積極的に参加したいと考えております。こちらのFAXへお気軽にご連絡ください。

FAX番号:086-201-3288

まつもと内科・循環器内科 院長 松本健佑