院内紹介
検査設備のご紹介
当院では、心臓や血管の病気、高血圧・糖尿病などの生活習慣病の診療に必要な検査を行っています。心電図やエコー、レントゲンなど院内で行う検査は、その場で画像やデータをご覧いただきながら結果をご説明します。
動悸・息切れ・胸の痛み・むくみなどの症状がある方や、健康診断で異常を指摘された方は、お気軽にご相談ください。
当院で受けられる検査
胸部レントゲン検査
胸部レントゲンは、肺炎や肺がんなど肺の病気を調べる検査として知られていますが、心不全の診断や経過観察にも用いられる検査です。心臓の大きさ(心拡大)、肺に水がたまった状態(肺うっ血)、胸に水がたまった状態(胸水)などを確認できます。
当院では、慢性心不全で通院されている方には、自覚症状が無い時期にも定期的に撮影を行っています。わずかな変化から心不全が悪化する兆しを捉え、悪化する前にお薬の調整などを行うことに役立てています。
超音波(エコー)検査
超音波を体に当てて、心臓や血管の様子を画像で調べる検査です。放射線を使わないため、繰り返し検査を受けていただけます。当院では主に次の2つの検査に使用しています。
心エコー(心臓超音波検査)
心臓の筋肉の動きや厚さ、弁の状態、血液の流れを調べます。心筋梗塞のあとの心臓の動き、心筋症、弁膜症(弁の狭窄や逆流)、心不全(心臓のポンプ機能の低下)などの評価に用います。検査時間は10〜15分程度です。頸動脈エコー
首の血管(頸動脈)の壁の厚さや、プラーク(血管の壁にできるコレステロールなどのかたまり)の有無を調べます。頸動脈は全身の動脈硬化の程度を知る目安になり、高血圧・脂質異常症・糖尿病などをお持ちの方の動脈硬化の評価に用います。検査時間は5〜10分程度です。心電図検査
胸と手足に電極をつけて、心臓の電気の流れを記録する検査です。不整脈、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、心肥大(心臓の筋肉が厚くなる状態)などを調べます。
ホルター心電図(24時間心電図)
小型の記録器を体につけたまま、24時間の心電図を記録する検査です。通常の心電図は数十秒ほどの記録のため、ときどき起こる不整脈は捉えられないことがあります。ホルター心電図では、日常生活の中で起こる動悸・めまい・失神などの症状と心電図の変化を照らし合わせることができ、不整脈、特に発作性心房細動(ときどき起こる心房細動)を見つけるために用います。
装着したまま、お仕事や家事など普段どおりにお過ごしいただけます。翌日に再度ご来院いただき、記録器を取り外します。結果は取り外したその日にご説明します。入浴については装着時にご説明します。
ABI(血圧脈波検査)
両腕と両足首の血圧を同時に測り、その比(ABI:足関節上腕血圧比)を調べる検査です。足の血管が動脈硬化で細くなったり詰まったりする病気(閉塞性動脈硬化症)の発見に用います。歩くと足が痛くなり、休むと治まるといった症状がある方や、喫煙・糖尿病・高血圧などがあり動脈硬化が心配な方が対象です。
仰向けに寝て、血圧計のようなカフを腕と足首に巻いて測定します。検査時間は約5分です。
呼吸機能検査
筒をくわえて、大きく息を吸ったり吐いたりしていただき、肺活量や息を吐き出す勢いを測定する検査です。
息切れは心臓の病気でも肺の病気でも起こります。心エコーや胸部レントゲンとあわせて行うことで、息切れの原因が心臓にあるのか、肺にあるのかを見分ける手がかりになります。長年の喫煙歴がある方に多いCOPD(慢性閉塞性肺疾患)の発見にも用います。
検査時間は10分程度です。
骨密度測定
かかとの骨に超音波を当てて、骨の強さを調べる検査です。X線を使わないため被ばくがなく、素足になっていただくだけで短時間で終わります。
骨粗しょう症は自覚症状がないまま進み、骨折をきっかけに見つかることも少なくありません。特に閉経後の女性やご高齢の方は、骨の状態を知るきっかけとしてご利用ください。
※かかとでの測定は簡易的な検査です。詳しい検査が必要な場合は、腰や太ももの付け根の骨を測定できる医療機関をご紹介します。
尿検査
尿にたんぱくが出ていないかを調べ、腎臓への影響を確認する検査です。
糖尿病や高血圧が長く続くと、腎臓の細い血管が傷み、尿にたんぱくが出るようになります。尿たんぱくは腎臓の合併症を知るための大切な手がかりになるため、糖尿病・高血圧で通院されている方には定期的に検査を行っています。